オイルシールとは
オイルシールは、機械内部の油を封じ込め漏れを防ぐとともに、外部からのほこりや異物混入も防止する重要部品です。金属製の補強枠とゴム製や樹脂製のリップ(唇部)で構成され、回転軸周りの潤滑油を保持しつつ異物侵入を防ぐことで、軸受やギアなどの寿命と信頼性を大きく向上させます。自動車のエンジンやトランスミッション、産業機械、工作機械など幅広い分野で使用され、その性能が機械全体の安定運転に直結します。
ピーエヌ機電のオイルシール加工事例
製品名:アブラキリ
加工方法:MC 5面加工機
サイズ:58t×245×290
材質:AC4C+テフロンシート
精度:h6(0~0.029㎜)
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複雑形状への高精度加工:MC 5面加工機の活用
オイルシール部品のように形状が複雑で高精度が要求される加工には、MC 5面加工機と呼ばれるタイプのマシニングセンタが有効です。5面加工機とは、工作物を一度セットするだけでテーブルに接する下面以外の5つの面を自動で加工できる工作機械のことです。
通常の3軸マシニングセンタでは、複数の面を加工する際に都度ワークを付け替えて向きを変える段取りが必要ですが、5面加工機ならその工程を大幅に削減できます。段取り回数が少ないほど、各工程間での位置ずれ誤差の蓄積が減り、結果として加工精度が高くなるというメリットがあります。特に大型部品では、付け替え作業自体が大掛かりでズレの原因にもなりやすいため、5面加工機によるワンセット加工の効果は絶大です。
実際、本事例では5面加工機を活用したことで、片面あたり0.02~0.03mm未満という非常にシビアな公差を安定して実現できました。上下面の平行度や側面と穴位置の直角度など、複数方向の要素が絡む精密部品でも、一度の装着で加工することで相互位置精度を高く保っています。加えて、当社では5面加工機のみならず5軸制御のマシニングセンタやCNC旋盤など各種最新設備を導入しており、工具先端制御や高剛性な切削条件の最適化によって複雑形状の精密加工にも対応しています。
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オイルシール加工はピーエヌ機電へご相談を
オイルシールは機械の信頼性を左右する重要部品であり、その加工には適切な材料選定と高度な加工技術が求められます。基本構造であるラジアルリップ型オイルシールから、特殊なラビリンスシールやテフロン材の活用に至るまで、用途に応じた最適な設計と精密な製造が必要です。
当社ピーエヌ機電でも、創業以来培った精密加工技術と充実した設備により、高精度な機械加工部品の製作に対応しております。難削材加工、5軸・門型マシニングによる大型部品加工など幅広い実績があり、少量試作から量産までお任せいただけます。
オイルシール加工に関するご質問やお見積もり・技術相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。


