砲金

    

砲金とは

銅Cu(約90%)と錫Sn(すず)(約10%)の合金のことを呼びます。靭性が高く、大砲の砲身に使われていたことから、その名が付けられたと言われています。

砲金の特徴

● 靭性が優れている
● 耐摩耗性が優れている
● 鋳造性が優れている
● 耐腐食性が優れている
● 対海水性が高い
● 軸受特性が高い

砲金の主な用途

バルブ/軸受/歯車/羽根車/ポンプケーシング/圧延機ウォームホイール/船舶用プロペラ/美術鋳物/景観鋳物/滑り軸受/電動機器部品/一般機械部品/高弾性ばね材料/船舶部品/化学工業用品/歯付き座金/ボルト/バネ座金

砲金の切削性や加工時の注意点

砲金を被削材として使用した場合、黄銅、軟鋼と比較し切削後の表面粗さが小さくなるという結果が報告されています。

また半硬鋼、黄銅よびアルミニウムと比較し構成刃先が生じにくいため、削り速度が仕上げ面の形状(粗さ)に与える影響が小さいです。

主な砲金材の特徴

名称主な特徴用途
CAC403 (BC3)砲金の中で最も海水に強く、耐圧性、耐摩耗性、耐食性CAC402よりも少し良い。機械的性質も良い。ブッシュ、スリーブ、軸受、ポンプ胴体、羽根車、バルブ、歯車、船用丸窓、機械部品など
CAC406 (BC6)鉛入りの青銅で生産量も多く比較的入手しやすい。
耐圧性、耐摩耗性、鋳造性が良く、被削性もよい。
ブッシュ、スリーブ、軸受、給水用具、羽根車、ポンプ胴体、バルブ、機械部品など

 

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